特撮のDNA「昭和のガメラ」 ギャオスもバルゴンもギロンも…!

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、「特撮のDNA」2019-2020シーズン、昭和のガメラを紹介します。


大怪獣ガメラ

■特撮のDNA

「特撮のDNA」
2019-2020シーズンにやって来たのは、大怪獣ガメラでした。

サブタイトルに「平成ガメラの衝撃と奇想の大映特撮」とある通り、主役は「平成ガメラ」。
会場のほとんどが、平成に製作されたガメラシリーズの展示ブースでした。

ただ、さすがは「特撮のDNA」
平成ガメラを生んだ、昭和ガメラも忘れてはいません。
勃興期の「特撮」技術を駆使してつくられた、旧大映時代の「昭和ガメラ」の展示コーナーもありました

今日は、「特撮のDNA」2019-2020シーズンを紹介する記事の完結編です。
「昭和のガメラ」。その展示ブースを紹介します。

■昭和ガメラシリーズ

「特撮」名匠・円谷英二がつくり上げた夢の技術です。
1950年代から続く、ミニチュアや着ぐるみを駆使した日本独自の特撮文化。
その円谷が持てる特撮技術を投入してつくり上げたのが、歴史に残る大ヒット映画「ゴジラ」(1954年)でした。


ゴジラ
この「ゴジラ」から遅れること10年。
東宝ゴジラに真っ向勝負すべく、ライバル大映が放ったのが「大怪獣ガメラ」でした。
当時の貴重な新聞記事が展示されています。

「東宝の向こうはる その名は『ガメラ』 大映にも怪獣誕生」

大映の特撮技術を結集した怪獣映画は見事に大ヒット。ガメラは、大映の看板シリーズに成長していきました。

それでは、懐かしの昭和ガメラシリーズを展示を見ながら振り返りましょう。
記念すべき第1作は、「大怪獣ガメラ」(1965年)
アトランティス大陸に生息していた伝説の怪獣「ガメラ」が核爆発によって覚醒。日本に上陸して破壊の限りを尽くします。

続く第2作は、「ガメラ対バルゴン」(1966年)
ガメラシリーズの最大の特徴は、ユニークな敵怪獣でしょう。本作でガメラと戦うのは、冷凍怪獣バルゴン。今でも根強い人気を誇る怪獣ですね。

そして第3作は、「ガメラ対ギャオス」(1967年)
出ました、ガメラの宿敵、超音波怪獣ギャオス。人を食い、超音波を放つという特徴は、平成ガメラに登場したギャオスと同じ。空中決戦が見せ場です。

第4作は、「ガメラ対宇宙怪獣バイラス」(1968年)
第5作は、「ガメラ対大悪獣ギロン」(1969年)
特に、包丁のようなフォルムのギロンは、ガメラファンの中でも人気が高い敵怪獣です。頭部両脇から十字手裏剣を出して攻撃します。なんて独創的なんだろう…。

さらにシリーズは続きます。
第6作は、「ガメラ対大魔獣ジャイガー」(1970年)
第7作は、「ガメラ対深海怪獣ジグラ」(1971年)
そして、昭和ガメラシリーズ最終作となった第8作、「宇宙怪獣ガメラ」(1980年)

第3作あたりから、子供たちが危機に陥るとガメラが登場するというのが定番に。
「ガメラは子供の味方」というイメージが定着しました。これは監督の湯浅憲明氏と大映の意向だったと言われています。

■ロビーカード

他にも、昭和ガメラシリーズの貴重な展示がたくさんありました。
映画館向けに作成された宣伝素材「ロビーカード」の数々…。

もう全部ほしい…。コレクターアイテムですね。
ちなみに、ロビーカードとは、主に映画館ホールのロビーに置かれていたので、この名前がついています。今も映画館にあるチラシは、そう呼ぶのかしら?

さらに、貴重なガメラや敵怪獣の手描きのスケッチも。
やっぱり、包丁怪獣ギロンの絵が強烈過ぎる…。別会場で行われたトークライブでも、平成ガメラ造型部のレジェンドたちが、好きな怪獣としてギロンを挙げていました。

■大ジオラマ

展示会場の一番奥。そこに、ファン感涙の大ジオラマがあります。
ガメラ対ギャオス、雲海の追撃戦!平成ガメラ第1作「ガメラ 大怪獣空中決戦」のワンシーンです。

たしかに、空中戦は、ゴジラにはないガメラシリーズの見どころ
スピード感が伝わってきます。CGには無い肌触り感。すばらしい…。

やっぱり特撮っていいですね
その魅力は、デジタル全盛となった今でも色褪せることはありません。

子供も大人も、特撮の世界で躍動する怪獣やヒーローに胸を熱くしたことがあるはず…。
次代の子供たちにも、そのピュアな熱い思いを味わってほしいですね。

…ということで、これで「特撮のDNA」2019-2020シーズンの特集は完結です。
次の主役は誰になるのでしょう…。もはや次が楽しみでたまりません。

ありがとう、特撮のDNA! ありがとう、ガメラ!

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