こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、「ゴジラ」シリーズ60年以上の歴史を紐解く企画展「特撮のDNA-『ゴジラ』から『シン・ゴジラ』まで-」です。
特撮のDNA
2016年に公開された「シン・ゴジラ」では、蒲田にゴジラが上陸。
蒲田の街を木っ端微塵に踏みつぶしました。
そんな因縁の地に、ゴジラが還ってきました。
しかも、「シン・ゴジラ」はもちろん、初代ゴジラから東宝の特撮作品を集めて、「特撮のDNA」と銘打った展覧会という形でやって来ました。
開催期間は2018年12月19日から2019年1月27日まで。
あまり宣伝されていなかったのか、アンテナが低かったのか、こんなイベントが開催されているとは気づかず、訪れたのは最終日でした。
ただ、間に合ってよかった。ゴジラ・ファンにはたまらないイベントです。
「シン・ゴジラ」のあの名シーンが、昭和の名作「ゴジラ」のあの怪獣たちが、ここ蒲田に蘇る!
今日は、そんな興奮の企画展「特撮のDNA」の見どころを紹介します。
シン・ゴジラ
まずは、何と言っても、「シン・ゴジラ」。
入り口では、勇壮で凶暴なシン・ゴジラが出迎えてくれます。
その流れのまま、やっぱり来ました。「シン・ゴジラ」コーナー。
第2形態から第5形態のフィギュアが並びます。
第2形態、通称「蒲田くん」。こいつが蒲田の街を破壊しました…。ただ、なんか愛嬌あるんだよな。この後、お土産で「蒲田くん」フィギュアを買ってしまいました。
そして、ファンにはたまらないイメージデザインやイメージスケッチが陳列されています。
中には、貴重な樋口真嗣監督の手書きのスケッチが。あぁー!「蒲田くん」が街を蹂躙している絵もあります。
怪獣たち
そのすぐ隣の展示コーナーには、60年の時をさかのぼって、初代ゴジラの展示があります。
歴史に残る初代作品「ゴジラ」。1954年の公開です。
これまた貴重なフィルム缶や、「オキシジェン・デストロイヤー」などの撮影で使われた小道具が惜しみなく陳列されています。
もちろん、歴代ゴジラの前に立ちはだかった怪獣たちもズラリ。
モスラにキングギドラ、メカゴジラ…。
メジャーな怪獣だけでなく、ツウ受けする怪獣たちも並んでいます。
バランにラドン、ジェット・ジャガーも。さらに平成ゴジラの敵怪獣たち。紹介したら切りがない。
圧巻のゴジラ対モスラの大ジオラマまで!
今にも動き出しそうな臨場感。気合入ってるなぁ。さすがは「特撮のDNA」。
こんなのあったの?
そして、「こんなのあったの?」というレアな小道具も。
まずは「ゴジラの卵」。こんなのあったんだ…。
ちなみに、近くにモスラの卵もあったけど、相当似てた…(苦笑)。
そして、大ジオラマの脇に横たわっていたのが、ゴジラの骨。
これは貴重だわ。2002年公開の「ゴジラ×メカゴジラ」のシーンを再現したものです。
さらに、「ヘドラの眼」。
一部ファンの間に根強い人気のあるヘドラ。その眼が展示されています。
電子コードが付いているので、これであの怪しい光を操作していたのでしょうね。
他にも、ロケットや宇宙船、超兵器などのミニチュアも多数。特撮の歴史を垣間見ることができます。
ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
でも、やっぱり惹かれるのはゴジラの凛々しさ、勇壮さ、そして凶暴さ。
時代ごとに顔も姿も少しずつ変化しながらも、その魅力はまったく衰えません。
そして今、再びゴジラが蘇ろうとしています。
それがハリウッド版ゴジラの第2弾「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」です。
予告編を見ると、モスラもキングギドラも登場するみたい。
「誕生から65年。GODZILLAが再びハリウッドで眼を醒ます。」
今年もゴジラから目を離せませんね。
ありがとう、ゴジラ! ありがとう、特撮を手がけた皆さん!