こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、映画ゴジラシリーズ20作目、「ゴジラVSメカゴジラ」(1993年)をとり上げます。
「ゴジラVSメカゴジラ」
今度こそ、やつの息の根を止めてやる…
作品概要
作品名:ゴジラVSメカゴジラ
公開日:1993年12月11日
分数:107分
動員数:380万人
出演者:高嶋政宏/佐野量子/小高恵美/原田大二郎/宮川一朗太 他
製作:田中友幸
プロデューサー:富山省吾
脚本:三村渉
監督:大河原孝夫
音楽監督:伊福部昭
特技監督:川北紘一
※東宝公式サイトより
あらすじ
「今度こそ、やつの息の根を止めてやる…」。
国連G対策センターは、世界の叡智を結集して、究極の対ゴジラ戦闘兵器・メカゴジラを完成させました。
一方、ベーリング海のアドノア島では、謎の卵が発見されます。
そこに現れたのは怪鳥ラドン、そして怪獣ゴジラ…。二頭は卵をめぐって激しく争います。
調査員たちは辛くも卵を持ち帰ると、そこから生まれたのは、ゴジラザウルスの幼体・ベビーゴジラでした。
ベビーゴジラを追いかけるように、日本に上陸するゴジラ。そしてついに、対ゴジラ兵器・メカゴジラが出撃します。
果たして、ゴジラとメカゴジラの戦いの行方は…?
ベビーゴジラの運命は…?人類はゴジラの息の根を止めることができるのか…?
レビュー
「ゴジラVSメカゴジラ」。
映画ゴジラシリーズ20作目。平成ゴジラシリーズ5作目です。
キングギドラ、モスラに続いて、昭和ゴジラの人気怪獣・メカゴジラが登場。
さらにラドンも登場して、ゴジラファンにはたまらないラインナップとなりました。
また、本作で登場するベビーゴジラは、昭和ゴジラではミニラにあたる役どころ。
その風貌は、ミニラとは異なり、ゴジラザウルスをベースにした恐竜タイプとなっています。
ただ、愛嬌があるのはミニラと同じ。佐野量子さん演じる五条梓と、愛くるしいやり取りを見せました。
なお、この作品はゴジラ誕生40周年記念作品として企画制作されました。
昭和シリーズの「ゴジラ対メカゴジラ」は20周年記念作品でした。メカゴジラ、持ってますね…。
20年経ってメカゴジラは、宇宙人による地球侵略兵器から、人類がつくった対ゴジラ戦略兵器に生まれ変わりました。
いわば人類の味方として平成ゴジラシリーズに復活。その強さもレベルアップしての復活となりました。
見どころ
それでは、そんな映画「ゴジラVSメカゴジラ」。個人的な見どころを紹介します。
※ネタバレになる記述がありますので、ご注意ください。
1.メカゴジラ出撃
メカゴジラ出撃!ターゲットはゴジラ…。
両者は鈴鹿山中で激突します。
このときのメカゴジラがものすごい…。さすがは対ゴジラの最強兵器。
腹からプラズマ砲がさく裂。肩からミサイル。両手の指から電気ショックアンカー。
ゴジラが口から泡を吹いて悶絶します。ゴジラ絶対絶命…。
しかし、やっぱりゴジラは強かった…。
規格外の反撃で形成を逆転すると、防衛線を突破してのっしのっしと京都へ向かうのでした。
2.ゴジラ、京都を蹂躙
今回の見どころの一つが、京の都を闊歩するゴジラ。
平安の都・京都と怪獣ゴジラ…。日本が誇る2大文化の共演です。
メカゴジラを倒して無双状態のゴジラ。京都の街を蹂躙します。
京都タワーを破壊。東寺、清水寺、三条大橋などの名所を観光…ではなく侵攻していきます。
めざすのはベビーゴジラのいる生命科学研究所…。
最後は、火に包まれる京都の街を去っていくのでした。
3.幕張ベイエリア決戦
最終決戦の場は、幕張ベイエリア。
ゴジラ、ラドン、そしてメカゴジラがこの場所に集結します。
ゴジラ史に残る三大怪獣の大激戦。
幕張の超高層ビル群が、千葉マリンスタジアムが、次々と破壊されていきます。
戦いは終盤へ…。圧倒的な強さを見せるゴジラ。
今度はメカゴジラが、絶体絶命となったそのとき、規格外の反撃を見せます。
それは、メカゴジラの最終形態、スーパーメカゴジラへの進化です。果たして、戦いの行方は?
今日の1枚
それでは、そんな名シーンを伝える、ふゆき画伯(?)の「今日の1枚」。
題して、超進化!スーパーメカゴジラ登場を描きました。
スーパーメカゴジラ。それは、メカゴジラと対G飛行兵器・ガルーダが合体した最終形態。
人類の叡智を結集した対G究極兵器が、ゴジラをあと一歩まで追い詰めますが、思わぬラストが訪れます。
それは、怪獣たちの持つ「生命」がみせた奇跡でした…。
ありがとう、ゴジラ! ありがとう、ラドン! ありがとう、メカゴジラ!